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ローズマリーの効能は?
ローズマリーには私たちの健康に役立つ成分が多く含まれている事が分かっています。カルノシン酸、フラボノイドが入っているので、殺菌作用、酸化防止作用が高く、食品の保存を助ける働き、老化防止の効果があります。 小枝を2日間ほど浸して風味を移したワインは、若返りのワインとして 親しまれています。ポリフェノールを多く含む赤ワインだとなおさら効果が期待できます。ロズマリン酸の効果によって花粉症の緩和も期待できるんですよ。
クッキーやお茶にすると、デスクワークや受験勉強など何かに集中して取り組みたい時にはとても重宝する味方になってくれます。写真のようにアンクルペペでもローズマリーのお茶とクッキーを作りました^^。芳香がとても強いので、ストレートをお勧めします。 ブレンドするときは使う量に注意しましょう。
✳︎ローズマリーは一定の刺激量があるため、妊婦の方は控えた方が良いようです。
イタリアにアッチャロリという小さな町があります。その町は人口2,000人あまりですが、なんと、約300人は100歳以上で、そのうち2割は110歳以上なんだそうです。
長寿の秘訣はなんでしょう??その理由の1つとして「彼らはほとんど全ての料理に植物のローズマリーを使う」というのがあげられています。
ローズマリーの含まれる「酸化物類1.8シネオール」の抗感染作用、抗菌作用、精神高揚作用、精神強化作用を考えたら納得できますよね。
「ローズマリーはどんな形で食べようと、認知機能障害と老化をある程度防ぐことが研究で明らかになりました」
(カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部循環器専門アラン・マイセル博士の記事より)
聖母マリアが生まれたばかりのイエスを抱いて、ベツレヘムからの逃避行中 緑の香りのする木にマントをかけてひと休みしました。 すると、突然その木の白い花が青いマントと同じ青に染まったそうです。それ 以来、その木をローズマリーと呼ぶようになったといわれています。ローズマリーの花は、白、薄紫、ピンクなどありますが、「青」はマリアの色なんですね。
ハンガリーのエリザベート王妃は77歳の時にリウマチで病んでいました。 手足のしびれを治すための外用薬としてローズマリーのハーブ水を塗布。 化粧水としても使い若さを取り戻し、その後ポーランド国王に求婚されました。 それでハンガリーとポーランドが一つになったと言われています。
このお話はたぶんフィクションですが、 ローズマリーの抗菌作用と血液の循環を促進する効果で 、たるんだ肌を引き締めることを伝えるエピソードとして言い伝えが残っています。 「若返りのハーブ」とも呼ばれるのもわかりますね。
ローズマリーの効能は本当に素晴らしいの一言です。ベランダでもプランターを使って育てることができるので、是非トライしてみてくださいね。
学名 | Rosmarinus officinalis | 和名マンネンロウ(迷迭香) |
分類 | シソ科 常緑低木 |
種類 | 多年草 |
草丈 | 30cm〜2.0m・立木性とほふく性あり |
原産地 | 地中海沿岸地方(イタリア・フランス・スペイン) |
利用部分 | 葉 |
主な効能 | 殺菌作用、酸化防止作用 |
利用方法 | お茶・料理・クラフト |
花言葉 | 「追憶」「思い出」「記憶」「あなたは私を蘇らせる」「誠実」「変わらぬ愛」 |
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