オレガノ

「ピザの香り、これぞイタリアンの香り」

オレガノの語源はギリシャ語で「山の喜び」。 その名のとおり、古くから地中海地方の山地に住む人々に愛用され、 幸福のシンボルとされています。 ほろにがい味と樟脳(しょうのう)に似た清涼感のある芳香が特徴。 マージョラムとは姿、香りともに似ていて、長い間植物分類学の上でも混同されていましたが オレガノのほうが香りが強く、野性的な感じがします。 樟脳(しょうのう)に似た芳香、辛味とほろ苦味はトマトととてもよくあうので、 トマトを使ったイタリア料理、とくにピッツァには欠かせない香辛料です。 フランス料理の基本といわれる多くのソースは、 オレガノを主体とした古代ローマ時代のソースの発展した姿であるといわれています。 ローマ時代の美食家アピシウスは、「おいしいソースには欠かせないスパイス」 と言いいその香りをほめ讃えました。

学名 Origanum vulgare | 和名 ハナハッカ(花薄荷)
分類 シソ科、ハナハッカ属
種類 多年草
草丈 60~90㎝
原産地 地中海沿岸、中央アジア
使用部分 葉、花
主な効能 抗酸化作用、殺菌解毒、鎮痛、消化器官の活動促進、駆虫(くちゅう)、強壮
   気管支炎、頭痛、月経痛、口内炎、消化不良、腹痛、疲労倦怠改善
利用方法 お茶、料理、美容、クラフト
花言葉 『輝き』『財産』『あなたの苦痛を除きます』『自然の恵み』『富』
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