カモミール

カモミールの名は、ギリシャ語で「地上の」を意味するChamaiや 「地上のリンゴ」を意味するMelonに由来していると言われています。 主にハーブとして“ジャーマン種”と“ローマン種”の2種あります。 “ジャーマン種”は一年草で、花だけが香ります。 花が甘く口当たりがよくハーブティとしてはこちがらおすすめです。

結構背が高くなり、先端に花が咲きます。 “ローマン種”は多年草で、葉っぱも茎も花も全体が香ります。 花は少し苦味があるので、 「カモミールティが苦手」と言うひとは、ローマン種をティーにしている場合もあります。

イギリスには 芝生の代わりにカモミールが敷き詰めてあるゴルフ場があります。爽やかなカモミールの青りんごのような香りが施設全体に広がり、すばらしい空間です。芝生に使うのはもちろんこの“ローマン種”で、 アンクルペペでは、畑に登る階段に植えています。5センチくらいに成長するとすこし踏んで地面に広がるようにしています。なるべく花はさかないようにして葉に栄養が回るようにしています。 足で踏まれれば踏まれるほどよく育つといわれているカモミール。 可愛らしいけど、たくましい^^・ 花言葉は「逆境に負けない」ですものね(*^_^*)


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ピーターラビットのカモミールティー

私の好きなピーターラビットの絵本の中に、 カモミールティーがでてきます。いたずらっ子のピーターラビットは、人間の畑でにんじんを食べ放題、荒らし放題。 畑のご主人に見つかって、追い掛け回されました。 ピーターラビットは家に帰るなり、ぐったりして、お腹が痛くなってしまいます。 その様子をみたママラビットは ミルクにカモミールの入った「カモミールミルクティー」を作るのです。食べ過ぎた上に怖い思いをしてお腹を壊したピーターラビット。 甘くてほっとするカモミールミルクティーを飲んで、ぐっすり眠ります。

神経を沈静化

カモミール が高ぶっている神経を鎮めリラックス効果があるのに加え 牛乳には眠りを導くセロトニンというホルモンの原料となるトリプトファンが含まれていますので、 ダブル効果が期待できます。

おすすめレシピ  カモミール ミルクティー 1.ポットに カモミール をティースプーン山盛り1杯(5g)を入れ、熱湯100ccを入れて3~5分むらします。  2.小鍋にミルク80ccを沸かします。  3.カップに1を漉して注ぎ、2も加えましょう。


学名 Matricaria recutita (German)、Anthemis nobilis (Roman) 和名:カミツレ
分類 キク科マトリカリア属 
種類 ジャーマン種は1年草 ローマン種は多年草
草丈 ジャーマン・カモミール:60cm~90cm
ローマン・カモミール:茎は這うように伸びていき、立ちは30cm~60cm
原産地 ヨーロッパ・アジア
利用部分 ジャーマン・カモミール:花
ローマン・カモミール:花・全草
主な効能 神経を鎮める作用、不眠やストレス解消に効果
利用方法 生薬やハーブティー、入浴剤
花言葉 「逆境に負けない」「清楚」、あなたを癒す」
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